先日、東京建築士会、日本建築防災協会主催による、
2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法の講習会に参加しました。
この講習は、木造住宅の調査を行い、現状建物が持つ耐震性能を評価し、基準値以下となったもの(大地震時において倒壊の可能性があると判定されたもの) に対して、補強案の立案を行なうためのものです。
1981年6月(昭和56年)に建築基準法の改正により、新耐震基準が制定され、それ以前に建てられたものに比べ、格段に耐震性能が向上した建物が作られるようになりました。
逆に、それ以前に竣工している建物は耐震性能が低く、耐震診断を行う必要性が高いという事が言えます。
『古い住まいに手を掛け、長く住み続ける。 』 そんな要望に
より快適な、より安全な設計で応えていきたいと思います。
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