深い軒と庇の役割

シミュレーション1

シミュレーション2



上記は6月 AM8:00~PM4:00までの日射動画です。

本計画は深い軒と庇を設けている為

太陽高度の高い”夏の強い日差しが、ほとんど室内に入ってきません。

深い軒と庇の効果がとても良く現れています。

 上記は12月 AM8:00~PM4:00 の日射動画です。

太陽高度の低い冬の日差しが、室内奥まで十分に入ってきます。

一日中非常に明るいです。


6月 12時
6月 12時
6月 12時 照度分布
6月 12時 照度分布

上記は6月 12:00の照度分布です。

動画では直射日光(太陽光)が見えない分、少しくらい印象ですが

このように数値でみると十分な明るさが確保出来ている事がわかります。

※照度の数値としては、JIS(日本工業規格)で

リビング(団らん)ソファ、テーブル:150~300luxと推奨されています。

12月 12時
12月 12時
12月 12時 照度分布
12月 12時 照度分布

上記は12月 12:00の照度分布です。

言うまでもなく非常に明るいです。


 

夏は 強い日差しをカットし 涼しく。

冬は 日差しを取り込み 暖かく。

シミュレーション 《見える化》 で、庇や軒の出の効果を改めて再認識する事ができます。

 

設備機器は急速に省エネ化が進んでいます。

それらに注力するだけではなく、

自然のエネルギーを効率良く取り込むことでハイブリッドに省エネを目指していきたいですね。