性能数値を体感する

 

少し前になりますが、昨年末のクリスマスイブに 千葉・検見川の住まい へ工務店さんと伺ってきました。

主な目的は、

  1. 外構と内装に関するメンテナンスのご相談
  2. 第8回 日本エコハウス大賞 新築部門「奨励賞」 表彰状の原本をお見せすること
  3. 住まわれてからの室内環境を体感させていただくこと

後述しますが、3つ目の「住まわれてからの室内環境を体感させていただくこと」は、自身の後学として非常に貴重な経験となりました。

 

 

メンテナンスの内容については、生活には支障がないとの事で、

冬を越え、木材の伸び縮縮みが落ち着いたタイミングでの一年点検時にまとめて修繕させていただくことになりました。

 

 

室内環境ですが、

無暖房にもかかわらず、1階・2階ともに室温22度前後、湿度約50%と非常に快適で、外の寒さを忘れる心地よい空間でした。

 

実際に体感してみて初めて感じることですが、

これほどの快適さを真冬に味わってしまうと、もう寒い家は苦痛でしかありません…。

帰宅後、自宅(コンクリート造のマンション)の寒さや温度ムラを改めて感じ、悲しくなりました…。

 

 

断熱性能をどこまで高めるべきか…?という課題は、非常に重要で悩ましい問題ですが、

千葉・検見川の住まい の断熱性能(断熱等級6以上)は、健康的に暮らす上で重要な指針となる性能であると改めて実感しました。

 

また、吹抜けや引き戸を積極的に採用した 「適度に空間がつながる間取り」 も、室内環境の安定に重要な要素であり、

高断熱・高気密住宅との相性の良さも確信することができました。


以前は、「吹抜け=寒い家」のイメージがありましたが、それは断熱性能が低い家の話であり、

しっかりとした性能が備わった家では、むしろ吹抜けが効果的に働くことを今回の訪問でも再認識できました。

そして何より、計算やシミュレーションで得た性能値を、実際に体感として確認できたことは非常に大きな学びとなりました。

 

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写真提供:お施主様

 

写真は、伺った翌日の朝の風景をお施主さまが撮影し送ってくださったものです。

朝日がほどよく差し込み、綺麗です。

 

冬も快適に過ごされている様子を拝見でき、非常に嬉しく思います。ご協力いただきありがとうございました!

 

 

 

追伸:

娘(4歳)が写真を見て、

『このお家 素敵!! 私も住みたい!! 作って!!』と言っています…。

父さん頑張ります!

 

断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅