「1.6mの高低差」と聞くと、初めて耳にする方は「結構高いな…」という印象を持たれるかもしれません。
しかし、公園や里山の遊歩道などでは、このくらいの高低差は実はよく見られるものです。
そうした場所では、景観と安全性を両立させるために、さまざまな工夫が施されています。
たとえば、自然石を敷きならべた階段や、丸太を使った土留めと一体化した階段など。
素材の表情や形状を活かしつつ、周囲の自然に溶け込むデザインが多く見られます。

上の写真は、私たち家族がよく遊びに行く、千葉市緑区土気にある「昭和の森」で撮影したものです。
大谷石を使った階段で、一部は欠けていたり全体的に風化が進んでいたりしますが、それがかえって味わいとなり、独特の趣を醸し出しています。
経年変化によって生まれる柔らかな色合いも、大谷石ならではの魅力だと感じます。
実は、今回の造成計画でもこの大谷石を使った階段を候補に挙げていました。
しかし、強度や耐久性、施工性なども視野に入れ、現在は他の素材も併せて検討しているところです。
自然素材の持つ魅力、メンテナンスのしやすさ、そして費用感。
これらのバランスをどう取るかが、今回の造成計画における重要なテーマのひとつになっています。

最後の写真も、同じく昭和の森の中で撮影したものです。
今回の造成計画とは規模こそ異なりますが、公園内のなだらかな起伏の様子を感じられる一枚です。
穏やかな今の季節、ピクニックにも最適な、私たちのお気に入りの場所です。
★お知らせ★
-住まいの何でも相談会-
新しい家づくり/リフォーム・リノベーション/耐震診断・耐震改修 に関するご相談をお考えの皆様へ
「住まいの何でも相談会」のお知らせです。
■日時
- 04/26(土)11:00~/14:00~/16:00~
- 05/10(土)11:00~/14:00~/16:00~
- 05/24(土)11:00~/14:00~/16:00~
- 別日で日時を設定(★ご希望日時をコメント欄へご記入ください)
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。